先日、イギリスが世界に誇る至高のア・カペラグループ「タリス・スコラーズ」のコンサートに娘と一緒に行ってきました。タリス・スコラーズは、主に１５、１６世紀のルネサンス時代のラテン語の宗教音楽を中心に活動を続けているグループです。

　宗教音楽と聞くと、取っつきにくいように思われがちですが、演奏がすばらしいと宗教音楽のことを知らなくても本当に心にしみてきます。

　私は、今回始めてタリス・スコラーズの音楽を聴いたのですが、聴いたとたん胸が熱くなって涙があふれてきました。まさしく天上の響きでした。娘も私同様、感動したようでした。この上もないア・カペラの美しさをしみじみ感じた日でした。