レッスン内容

【 重力を感じて歌うように弾く!】

そのためには次の3つのことを大切にレッスンします

1 歌って弾くこと=聴いて弾くこと

 歌って弾くとはただ気持ちを入れることではありません。また、自分は歌っているつもりでも、それが指先と一体になっていなければ意味がありません。

 すなわち、歌った音が出ているかどうかを聴く耳がなければならないのです。音から音の響きの繋がりを意識的に聴いてください。自分の欲する音が出ているかどうか聴いてください。その聴くことの訓練がピアノレッスンともいえます。

 

  

2 譜面を音楽として読むこと

楽譜はとても大切です。楽譜からその音楽を理解していきます。ぜひ正確な読譜の方法を学んでください。正確な読譜がそのまま正しい奏法になるようにご指導します。

 

 

3 重力を感じることが大事

 人間の自然な動作にさからわないということが大事です。それには重力が大きく関わってきます。

 まず、座ることから重力を感じます。お尻の座骨と足の裏で重力を感じます。重い頭は楽に乗っています。背中もとても楽です。弾くときも腕は重力を感じて弾きます。腕を重力を感じて自然に下ろす時、指先は放物線を描きます。つまり放物線を描くように指先を意識するのです。すると鍵盤を下ろす筋肉以外は使わないで済みます。無理な力が入らないのでとても楽です。何より美しい豊かな音が出ます。なぜなら、放物線を描くように弾いているので腕の重さも自然に利用していることになるからです。

 また、放物線を描くということはリズムも曲線で感じることになります。自然と正しいリズムの取り方が身に付きます。

 普段の生活から重力を感じることを意識することが演奏にも大きく影響してきます。

 

 

 

 

 

《 練習について 》

目標を決めて練習をしていくことが大切です。

 

時間のないときは5分でも10分でもいいと思います。

 

1フレーズを重力を感じて、歌った音が出ているか聴く訓練をします。それを継続していくと本当に自分の望む音が出ます。素敵ですね。

できるだけ毎日の練習が望ましいです.